今回は慢性の便秘に有効性のあるアロマ&ツボマッサージでのセルフケア方法をご紹介します。
「便秘」の定義とは?
“1週間に3日未満の排便”
が目安と言われる事もありますが実はハッキリとした基準は決まっていません。
日本消化器病学会では「本来なら体外に排出すべき糞便を十分量かつ快適に排出できない状態」と定義されています。
よって毎日排便が無くとも必要な量が快適に排便できていれば「便秘」とは言えないでしょう。
逆に毎日排便があったとしても膨満感や残便感がある場合は「便秘」の可能性があります。
今回はそんな慢性的な便秘を改善すべく有効性のあるアロマを使ってツボマッサージをしてゆきましょう。
これらの療法と併せて毎日の規則正しい食生活と適度な運動は内臓を動かし排便を促します。
特に朝起きてすぐの白湯や日中に意識して水分を摂ることも重要
バランスよくこれらを生活の中に落とし込んで「慢性の便秘」解消に取り組みましょう!
- あくまで家庭内での使い方であり、アロマの使用及びツボマッサージは自分の判断・責任で行っていただくものです。
- 通院や治療を受けている方は主治医に確認してから行ってください。
慢性の便秘に有効性のあるエッセンシャルオイル
Cardamomカルダモン
ショウガ科の植物の種子から作られる香辛料
複数の種がありイギリスおよびインド亜大陸原産
カルダモンの効能
- 消化器系
- 呼吸器系
- 泌尿器系
- その他
胃腸のバランス、便秘、消化不良
鼻づまり、喘息、呼吸の不調
膀胱炎、尿路感染症、排尿障害
吐き気、気分転換
Gingerジンジャー
暖かい南中国が原産で根茎の植物。
世界中でスパイスとして重用されています。
ジンジャーの効能
- 消化器系
- 心臓血管系
- その他
胃腸炎、潰瘍、吐き気、代謝の低下・肥満
脂質異常症、冷え性・むくみ、高血圧
排尿障害
Peppermintペパーミント
ヨーロッパ原産のシソ科の多年草ハーブ
ペパーミントの効能
- 呼吸器系
- 筋骨格系
- 消化器系
- 免疫系
- その他
咳、痰、喘息、気管支炎、肺炎
筋肉疲労、肩こり(頭痛)、関節炎、腱鞘炎
胃の不調、胸やけ、吐き気、過敏性腸症候群、肝機能の不調
発熱(頭痛)、自己免疫疾患
関節の痛み、リンパ循環の不調、集中力低下、眠気にも有効性があるとされています。
手作りマッサージオイルの作り方
前項でご紹介した「つわりの症状に有効性のあるアロマ」を使ってマッサージオイルを作りましょう。
マッサージオイルはアロマ(エッセンシャルオイル)を約1%の濃度に希釈して使います。
希釈するのはキャリアオイルと呼ばれる植物油。
肌に使用するものですのでオーガニックの高品質のものを選んでくださいね。
主に使われるキャリアオイル
- ホホバオイル
- アルガンオイル
- ココナッツオイル
- アーモンドオイル
ほかにもグレープシードオイルなども使われます。
それぞれのオイルの特徴は別記事にまとめてありますので参考にしてください☆
基本のマッサージオイル*レシピ
慢性の便秘にアロマ&ツボマッサージでセルフケア
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