今回は痰(たん)が絡む症状に有効性のあるアロマ&ツボマッサージでのセルフケア方法をご紹介します。
痰(たん)はノドから肺までの気道内の粘膜から分泌される液体です。
常に分泌されていますが、いつもは少量のため気道から胃へ流れてゆきます。
しかし、一旦異物が気道に侵入した場合、気管を守るために入ってきたホコリや風邪のウィルス等に絡まり粘り気のある状態で体外に排出されます。
痰の状態は原因によって水っぽかったり、粘度が高く、膿や血の混じった状態など様々
症状がひどく長引く場合は早めに専門医を受診しましょう。
ここでは日常的に絡みがちな痰の症状緩和を目指すアロマとツボ療法をご案内しますね!
- あくまで家庭内での使い方であり、アロマの使用及びツボマッサージは自分の判断・責任で行っていただくものです。
- 通院や治療を受けている方は主治医に確認してから行ってください。
痰(たん)の症状に有効性のあるエッセンシャルオイル
Peppermintペパーミント
ヨーロッパ原産のシソ科の多年草ハーブ
ペパーミントの効能
- 呼吸器系
- 筋骨格系
- 消化器系
- 免疫系
- その他
咳、痰、喘息、気管支炎、肺炎
筋肉疲労、肩こり(頭痛)、関節炎、腱鞘炎
胃の不調、胸やけ、吐き気、過敏性腸症候群、肝機能の不調
発熱(頭痛)、自己免疫疾患
関節の痛み、リンパ循環の不調、集中力低下、眠気にも有効性があるとされています。
Eucalyptusユーカリプタス
オーストラリア原産で30mにもなる高木。
葉は細長く光沢のあるもので成長した際は7~15cmほどの長さになり、オイルはこの葉から抽出されます。
ユーカリプタスの効能
- 呼吸器系
- 免疫系
- その他
鼻炎、副鼻腔炎、喘息、気管支炎、鼻水、鼻づまり
風邪、発熱
関節の痛み、リンパの感染にも有効性があるとされています。
Frankincenseフランキンセンス
日本では「乳香」で知られるアラビア半島原産地の低木落葉樹
古代中東では金にも並ぶ高い価値があったと言われています。
フランキンセンスの効能
- 神経系
- 外皮系
- 免疫系
- 消化器系
- 内分泌系
- 生殖器系
- 精神系
- その他
頭痛、記憶力低下、神経障害、癇癪
しみ・しわ、湿疹
感染症、自己免疫疾患
肝硬変、膵炎
甲状腺の不調、内分泌系の不調
子宮内膜症、乳腺炎、前立腺
緊張・不安、トラウマ、気分消沈
筋骨格の腫れ、結合組織の不調にも有効性があるとされています。
手作りマッサージオイルの作り方
前項でご紹介した「つわりの症状に有効性のあるアロマ」を使ってマッサージオイルを作りましょう。
マッサージオイルはアロマ(エッセンシャルオイル)を約1%の濃度に希釈して使います。
希釈するのはキャリアオイルと呼ばれる植物油。
肌に使用するものですのでオーガニックの高品質のものを選んでくださいね。
主に使われるキャリアオイル
- ホホバオイル
- アルガンオイル
- ココナッツオイル
- アーモンドオイル
ほかにもグレープシードオイルなども使われます。
それぞれのオイルの特徴は別記事にまとめてありますので参考にしてください☆
基本のマッサージオイル*レシピ
痰(たんせき)の症状にアロマ&ツボマッサージでセルフケア
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