今回は痔の痛みに有効性のあるアロマ&ツボマッサージでのセルフケア方法をご紹介します。
「痔」は主に次の3つの症状に大別されます。
- いぼ痔(痔核)
- 切れ痔(裂肛)
- あな痔(痔瘻)
肛門周辺の血管にコブができる症状
肛門が切れる症状
肛門周辺に膿がたまる症状
いずれも排便時の「いきみ」による肛門周辺の血行不良が原因です。
女性に多い「便秘」も痔の原因のひとつ。
実は私も若い頃から度々この「痔」に悩まされてきました;
会社のおじさん達が「オレは“地主(痔主)”だから」と笑いながら言うのを聞きながら「そっかぁ、オジサンの病気なのね」と思い込んでいたのですが…
慢性の便秘症であったウラ若き乙女も(昔の事です)そのオジサンのように「痔主」に…泣
そして・・・その後の女性にとっての悲劇は「妊娠・出産」
お腹が大きくなって下半身の血行は悪くなるし子宮が消化器系の内臓を圧迫して更に便秘がちに。
あの期間は本当に色々と・・・大変な時期でした;
その後も漢方薬や塗り薬等を試しながら・・・今もなお、お付き合い中です;
けれど今までもご案内してきた「便秘」改善のアロマやツボ療法、そしてこの「痔」改善のケア方法も色々試してみて、かなり楽になりました!
前置きが長くなりましたが・・・今回は私も実践済みのアロマを使って肛門周辺の血行を良くし消化機能を整えて排便を楽にするツボ療法をご案内しますね♪
※今回のツボ療法で症状緩和が期待できるのは「いぼ痔・切れ痔」の症状のみです。
- あくまで家庭内での使い方であり、アロマの使用及びツボマッサージは自分の判断・責任で行っていただくものです。
- 通院や治療を受けている方は主治医に確認してから行ってください。
いぼ痔・切れ痔に有効性のあるエッセンシャルオイル
Myrrhミルラ
砂漠地域に育つ低木。
日本では「没薬」とも呼ばれ、樹液からオイルが抽出されます。
ミルラの効能
- 外皮系
- 呼吸器系
- 内分泌系
- 泌尿器系
- 外皮系
乾燥肌・脂性肌、しみ・しわ、皮膚組織の損傷
咳・痰、咽頭炎・喉頭炎、喘息
甲状腺の不調、内分泌腺の不調
尿路感染症、膀胱炎
癇癪、潰瘍にも有効性があるとされています。
Helichrysumヘリクリサム
小さな金色の花をつける、ひまわり属の草木。
産地はアフリカからオーストラリア、ヨーロッパに渡り600種以上に及びます。
日本では「没薬」とも呼ばれ、樹液からオイルが抽出されます。
ヘリクリサムの効能
- 筋骨格系
- 神経系
- その他
筋肉痛、結合組織の不調、腱炎、骨の問題、骨折、骨粗鬆症
神経障害、認知症、癇癪、難聴、嗅覚の不調
静脈瘤、切り傷(出血)、皮膚組織の損傷
Frankincenseフランキンセンス
日本では「乳香」で知られるアラビア半島原産地の低木落葉樹
古代中東では金にも並ぶ高い価値があったと言われています。
フランキンセンスの効能
- 神経系
- 外皮系
- 免疫系
- 消化器系
- 内分泌系
- 生殖器系
- 精神系
- その他
頭痛、記憶力低下、神経障害、癇癪
しみ・しわ、湿疹
感染症、自己免疫疾患
肝硬変、膵炎
甲状腺の不調、内分泌系の不調
子宮内膜症、乳腺炎、前立腺
緊張・不安、トラウマ、気分消沈
筋骨格の腫れ、結合組織の不調にも有効性があるとされています。
手作りマッサージオイルの作り方
前項でご紹介した「つわりの症状に有効性のあるアロマ」を使ってマッサージオイルを作りましょう。
マッサージオイルはアロマ(エッセンシャルオイル)を約1%の濃度に希釈して使います。
希釈するのはキャリアオイルと呼ばれる植物油。
肌に使用するものですのでオーガニックの高品質のものを選んでくださいね。
主に使われるキャリアオイル
- ホホバオイル
- アルガンオイル
- ココナッツオイル
- アーモンドオイル
ほかにもグレープシードオイルなども使われます。
それぞれのオイルの特徴は別記事にまとめてありますので参考にしてください☆
基本のマッサージオイル*レシピ
痔の痛みにアロマ&ツボマッサージでセルフケア
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