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突然ですが、皆さんはクレジットカードやデビットカード、何枚くらい持ってますか?

時代はキャッシュレス・・・コロナが流行し始めてからは、日本でもキャッシュレス決済できる店が増えて便利になりましたよね。

2014年にNZに移住して来た時に驚いたのが、日本より全然「キャッシュレス化」が進んでいること。

田舎の小さな町のデイリーでもエフトポス(銀行口座にお金が入っていれば使えるデビットカード)が使え利便性が良いのです。

そして…高齢者も普通に使ってるんですよね。レジで小銭ジャラジャラせずに買い物できるって本当に便利です。

けれど利便性と引き換えに心配なのは「不正利用」などの犯罪。

昨年はNZと日本のクレジットカードが両方とも不正利用されるトラブルにあいました。

今回は、その体験談をもとに対処法と予防法をまとめてみたので、ご紹介しますね!

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クレジットカードで不審な支払い発生!不正利用かも?

NZ、日本それぞれの不正利用発覚の経緯をみてゆきましょう。

NZのクレジットカード被害

NZで作ったクレジットカードは$4000(約38万円)と利用額を低く設定してあるため、限度額を超える支払いはできません。

ある週末、$40位のピザをネット注文したら、なんと!カードが切れない!?
前回、利用可能残高を確認した時は・・・まだ$1000以上は使えるはず、と記憶していたので、慌ててカード利用状況を確認しました。

そうすると…使ったことの無い大手ショッピングサイトで$998の買い物が。(クリスマス前、TVでも買ったのでしょうか?)
また、その前日にもモバイル会社からの請求が$5引き落とされていました。

これは、おそらく使えるかどうか?の確認を少額で「ためし」てみたものと思われます。

日本のクレジットカードカード被害

日本のクレジットカードの場合は、月末の支払予定金額を知らせてくれるメールで気づきました。

「あれ?思ってたより金額が多いな?」と、明細をチェックすると…使った覚えのないカード履歴が。

店の名前も?という感じだし、金額も2万円ちょっと…

これが詐欺あるあるなんですけど、微妙に「何か買ったかも?」と思わせる金額なんですよね;

けれど、いつも使ってるショッピングサイトの購入履歴を見ても、それらしい買い物は見当たらず。

今回は日本のクレジットカードでしたので、使うサイトも限られています。見たことも無い〇〇〇.comの名前を調べてみると…なんとポルトガルの健康食品サイトでした!

しかしながら・・・「不正利用だ!すぐに連絡!」と思う前に、チェックすべき点がいくつかあります。

クレジットカードの利用履歴を確認


まずは、利用されている日時や店名をチェックしましょう。

本当に自分や家族が使ったものではないのか?確実に自分達が利用したものでないことを確認します。

クレジットカード会社のサイトに注意書きがあるように↓のような点を、しっかりチェックしてから問い合わせましょう。

カード利用履歴チェックでの注意点

  1. 明細書に載っている会社名と実際のショッピングした店の名前が異なる
  2. 年に一度の保険料やドメイン等の更新料
  3. 年会費の自動引き落としゲームの課金やスタンプ購入
  4. カード登録してあるサイトからの引き落とし決済代行者が入っている場合
  5. (店名ではなく英数字や電話番号で記載されている)

  6. 商品予約購入している場合
  7. (履歴に載ってくるタイミングが前後する場合あり)

たぶん、こんな↑カンジでの思い違いでの問い合わせが多いのでしょうね。「不正利用かも!?」と思って慌ててカード会社に問い合わせするのは✖です。

以上のことを、きちんとチェックして、それでもやはり「使ってない!」となれば、クレジットカード会社のカスタマーサービスへ連絡します。
(カードが手元にあれば、裏に連絡先が書いてあります)

NZのクレジットカードの場合

日本のクレジットカードと同様、不審な利用履歴に気が付いたら、利用店、日時、金額等の確認。

家族にも聞いて使った覚えが無いようでしたら、カスタマーサービスへ連絡しましょう。

その場合、必ずカード登録されてる本人が問い合わせしてください。代理での問い合わせは、よほどの理由が無い限り✖です。

生年月日を聞かれ、次に私はオンラインアカウントへのログイン・ログアウトで本人確認されました。(カード会社によって確認方法は異なるかもしれません)

不正利用されたと思われる履歴を確認したら、こちらもすぐに現在のカードを停止して、新しいカードを発行する手続きをしてくれます。

10日から2週間ほどでポスト投函(これはNZあるあるですかね?ビックリですよね!?)されるので、店舗で使ったり、ATMで使ってActivateします。

手元にあるカードは、もう使えませんので一連のトラブルが解決した後にハサミを入れて破棄しましょう。

日本のクレジットカードの場合

日本のクレジットカードで不正利用と思われる事態が起こった場合、ちょっとメンドウなのが日本への問い合わせです。
海外から電話をかける場合、日本のフリーダイヤルは使えないことが多いです。

しかし、多くのカード会社には海外滞在時の会員のために「コレクトコール」を受けてくれるサービスがあります。

国際電話でカスタマーサービスへのコレクトコール

コレクトコールはフリーダイヤルと同じく、かける側が無料で通話できますが、フリーダイヤルと違う点は「相手側が承諾しないと通話できない」という点です。

よって、海外からコレクトコールをかけるためには「国際電話」を利用し、交換手を通して先方に確認してもらい、通話をスタートする必要があります。

KDDIのジャパンダイレクトがオススメ

国際電話は色々な会社のサービスがありますが、オススメなのはKDDIが24時間・年中無休で日本語対応を行う「KDDIジャパンダイレクト」

私もこちらを利用しましたが、オペレーターが日本語で対応してくれます。
国ごとにアクセス番号が異なりますので↓確認してから電話しましょう。

KDDIジャパンダイレクト国別アクセス番号

国際電話で交換手が出たら、クレジットカード会社のカスタマーサービス(会社によって問い合わせ部門が異なるかも知れませんので事前にチェック)へのコレクトコールを依頼します。

交換手が先方に了解を取った後、カスタマーサービスに繋いでくれますので事情を話して対応してもらいましょう。

【問い合わせ時に準備しておくもの】

  • 不正利用されたクレジットカード
  • 本人確認事項(生年月日等)
  • カード利用履歴(プリントアウトしておくかアカウントの頁を開いておく)

こちらも必ずカード登録されてる本人が問い合わせしてください。配偶者や家族からの問い合わせは、よほどの事情が無い限り難しいです。

本人確認と不正利用を確認したら、すぐに現在のカードを停止して、新しいカードを日本の住所に送付する手配をしてくれます。

手元にあるカードは、もう使えませんので一連のトラブルが解決した後にハサミを入れて破棄します。

不正利用を予防する方法は?


なかなか難しい事ですが「不正利用されにくくする」「されても、すぐに気がついて連絡できる」状況に日頃からしておくことが大切。

不正利用防止

  1. 怪しいサイトでカード情報を入力しない
  2. 不審なメールは開かない
  3. 類推しやすい暗証番号は✖(誕生日、電話番号など)
  4. こまめに利用状況をチェック(少なくとも週一)
  5. 利用時に速報メールがくるように設定

以上のような点を日頃から気を付けてカード利用するようにしたいですね!

まとめ

今回は「NZでクレジットカード不正利用に会った時の対処法」についてまとめてみました。

海外でクレジットカードを紛失したり、不正利用にあったりしたら焦りますよね;
けれど、まずは落ち着いて(不正利用の場合)自分の利用履歴をチェックしましょう。

自分や家族が使ったものではないことが明確ならば、すぐにカード会社のカスタマーサービスへ連絡。カードを停止して、新しいカードを発行してもらいましょう。

日本のクレジットカードの場合も同じ。ちょっと海外からの問い合わせが面倒ですが、放置せずにすぐに対処したいですね。

キャッシュレスで便利になった代償のようにカードやアカウントの不正利用も多くなっています。
利用者も出来得る限り予防対策をして、安全なインターネットライフを楽しみましょう♪

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