虫歯の「なりやすい人」と「なりにくい人」が居るのは…なんとなく感じていたのですが。
その謎解き?となるのは今回、ご紹介する虫歯を抑制する善玉菌の「ブリス菌」
実は世界で2%の人だけが口内に持っている乳酸菌の1種類なのです。
そして驚くことに、これを発見したのはニュージーランドはオタゴ大学の教授!
というワケで本記事ではNZ発祥の「BLIS(ブリス菌)」について解説と実際に使ってみた感想記事です。
BLIS(ブリス菌)とは?
BLIS(ブリス菌)とは、世界にたった2%しかいない「生まれつき虫歯になりにくい」子供たちの口内で発見された乳酸菌の一種です。
人の口内にはミュータンス菌などの虫歯の元となる悪玉菌と、それらの増殖を防いでくれる善玉菌が存在します。
このブリス菌は口内の悪玉菌の繁殖を抑制したり、口臭予防、歯茎などのトラブルも改善してくれる善玉菌のひとつです。
ブリス菌の発祥はニュージーランド
そしてこのブリス菌、実はニュージーランドで発見されたものです。
オタゴ大学名誉教授のジョン・タグ博士が6年間ものあいだ、ニュージーランドの小学校の子供を対象に口内菌を採取、追跡調査を行ってきました。
その間、悪玉菌の感染がなかった子供達の口内から、悪玉菌の感染を抑えている善玉菌(ブリス菌)が確認されたのでした。
BLIS(ブリス菌)の種類と効果
主なブリス菌はM18とK12の2種類があります。
BLIS(M18)
歯垢の付着予防
このM18は歯垢の塊(バイオフィルム)の元を溶かす酵素を作り、歯垢の付着を予防してくれる効果があります。
ミュータンス菌を減少させる
口の中を虫歯になりやすい酸性からアルカリ性に戻す効果があり、それにより虫歯の原因とされるミュータンス菌を減少させる実験結果が出ています。
BLIS(K12)
口臭予防
K12は口臭の原因になる歯垢を除去する効果があります。
歯周トラブルを防ぐ
歯茎を引き締め、歯石の沈着を防ぐ効果があります。
K12とM18のタブレットを買ってみた!
さっそくオンラインで購入してみました。
定価が$20~24位だったと思いますがBargain Chemistで約$19(M18)と$15(K12)
直径1.2㎝ほどのトローチのようなタブレットで30錠入り。
それぞれ1日1錠摂取するとして、月に約$34のコストがかかることになります。
購入したフレーバーはM18の方がペパーミント、K12はバニラ味。
え?バニラ味…?と一瞬ひるみましたが試してみると、それほど甘さもバニラフレーバーも強くなく、問題ありませんでした。 子供用にストロベリー味もありましたよ。
摂取している感想
小さめのタブレットで硬すぎず、でも舐めていると口の中でだんだんと崩れてゆきます。すぐに無くなるワケではないのですが・・・気が付くと舐め終わってる感じ。
前項でも触れましたが、フレーバーは味や香りは強すぎず、すぐに慣れました。
摂取するタイミングとしては・・・私は朝食は食べないので昼食後、歯磨きをした後にK12を。
M18は夜寝る前、こちらも歯を磨いた後に口に入れます。
日本でもBLIS製品は買える?
私が購入しているBLIS製品と同じものは見つけられなかったのですが…M18とK12が配合されている「Dental Probiotic」という商品がありますね↓
Dental Probiotic 口内フローラ を整える! ブリス菌(BLIS K12 & BLIS M18) と 乳酸菌 30億(L ロイテリ菌) チュアブル60錠/2か月分
アメリカからの取り寄せ商品のようですが、M18とK12、そしてLロイテリ菌の乳酸菌が配合されて2ヶ月分60錠↑の価格なら・・・割とお得かも知れません!
もし、興味がおありでしたらチェックしてみてくださいね♪
まとめ
今回はNZ発祥の虫歯予防・口内環境改善が期待できるBLIS(ブリス菌)についての記事でした。
効果の方は・・・まだ1週間程なのでの、あまり実感はありませんが、ちょっと歯がツルツルしてきた気がします。
歯垢を付きにくくする効果がある、というので、それを期待。
何よりも長年悩まされている虫歯予防になれば・・・
生まれながら「ブリス菌持ち」の2%には入れなかったので(残念)このトローチ状のBLISで善玉菌を増やすべく、しばらく続けてみたいと思います!
NZ発祥の「ブリス菌」製品
ファーマシーで見かけたら、ぜひチェックしてみてくださいね♪