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3月に入り、だんだんと空が高く大気が澄んできた気がします。
今年のNZの夏は・・・なんだか短ったような。

これから長い冬に向かうかと思うと少し気が滅入りますが;
その前のクライストチャーチの秋は、とても素敵なので・・・存分に楽しみたいと思います♪

さて、今回はクライストチャーチ中心部(CBD)で開催されているストリートアート・フェスティバル「FLARE」のレポです。

Twitterで時々お見かけする壁画アーティストのKORYUさんが招待参加されているとのことなので、早速伺ってみました!

ストリートアートについても簡単に解説してゆきますので是非、読んでみてください☆

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「FLARE」とは?

「FLARE」はARCC(プロジェクトのシンクタンク)を中心にカウンシルやローカルビジネスが協賛して開催しているクライストチャーチのストリートアート・フェスティバル

今回は7人のアーティストを招待して2022/3/2~12迄の11日間の間に、クライストチャーチCBD内のビル壁面にアートを表現するイベントです。

ストリートアートとは?

建物の壁面にペンキ等で絵を描く「ストリートアート」
「パブリックアート」や「グラフティ(文字を中心にデザインしたもの)」とも呼ばれます。
そして壁画を意味する英語「Mural」使った「Mural art」も英語圏では使われる呼び方です。

クライストチャーチはストリートアートの盛んな街らしく、フェンス、ビル脇の壁面、表の間口の壁、そして個人宅のガレージ等、いたるところにカラフルなアートを見ることができます。

↑駐車場横の壁にはオードリー・ヘップバーン

フェンスには文字をデザイン的に使ってアートと絡めたグラフティ

いちばん気に入ってる↓青緑のバードやウサギと花々。可愛いですよね♥

 

Kiwi達は壁面アートが好きらしく、店舗の内外の壁はもちろん、個人の家の壁面やガレージへの注文もあるそうです。

「ストリートアート巡り」も新しい観光スポットになるかもしれませんね♪

 

FLARE Center

↑このストリートアート・フェスティバルの中心的なスポットである「FLARE Center」

中には出場アーティストの作品が飾られ、販売もされています。

ギャラリーでもあり、パーティなどが行われるイベント会場でもある場所ですが、毎週末に開催されるウォークツアーもここから出発。

ウォークツアーとは、現在進行中の7人のアーティストの作業現場へガイドの説明付きで案内してくれるというもの。

土日の各10時~、13時半~の1日2回、実施されます。

Webサイトからの申し込みもできますので、自分で地図を見ながら探すことも無く手軽に見て回れるのでオススメです↓

FLARE公式サイト

FLARE Street Art Festival | 2–12 March 2022

 

FLARE招待参加アーティストは7名


>元MAP参考引用:FLARE公式サイトより

今回の「FLARE」に招待されたアーティストは7名

地元クライストチャーチや南島、北島から参加されています。

前項のイベント中心地である「FLARE Center」から徒歩10~15分圏内で7人それぞれの作品が進行中(↑MAP参照)

比較的近いので見て回りやすいですね!

日本人アーティストのKORYUさん

いつもTwitterで素敵な作品を拝見していたKORYUさん@koryu88 が参加されているということで、さっそく週末朝一に伺ってきました。

日本ではグラッフィクデザイナーとして活躍されていたKORYUさん

海外に出て、いくつかの国を訪れたのち、メルボルンでストリートアートを独学で勉強。

その後、ワーホリでNZに渡り、ジェラルディンを拠点にMural artistとして活動されています。

南島のダニーデンやクイーンズタウン、そして北島でも外壁画や店舗内の壁に数々のアートを描き、今やNZでも有数の壁画アーティスト。

この「FLARE」では、いちばん大きな壁面を用意されているあたり、彼らの期待度が分かりますね!

そして・・・けして彼らの期待を裏切らない作品となりつつある『阿吽』

迫力ある2体の鬼神が高さ8m×巾10mの壁から今にも飛び出しそうです!

作業3日目でこの出来↑は・・・すでに完成が近いのでは?と思ってしまいましたが、まだ下塗りの段階で、ここから色を重ねて陰影を出してゆく。これからが、とても時間のかかる作業です、とのことでした。

小さな看板にチョークアートは描いたことがありますが…この途方もない面積への描画なんて…とても想像できません!

特に地上8メール近い高さの足場を往復しながらの作業、ただただ気を付けて製作続けてほしいと思います。

KORYUさんのインスタグラムでは今までの素敵な作品がご覧になれますので、ぜひ↓チェックしてみてください。

●Instagram(@koryu88)

ギャラリーで即日完売した「阿吽」です↓

 

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また、KORYUさんの作業場所は158 High Streetのビルの壁面。近くにお馴染みのカフェ「C1 Espresso」があるので分かりやすいですよ!

Swiftmantisさんの作品


各アーティストは比較的近い場所で作業していますので回りやすいです。いくつか作業途中のアートを撮影してきたのでご紹介しますね。

KORYUさんの場所からすぐ近くの商業施設「Little High」の壁面で作業しているのはSwiftmantisさん

巨大な黒猫ちゃんも、既にかなり描きこんでありますね!

Kell Sunshineさんの作品

同じSt Asaph Streetを西へ向かうと、すぐ近くの路地の壁面も作業中でした。

Kell Sunshineさんが描かれる大輪の花々のモチーフが、路地を明るくしてくれそうです。

Ikarus DTRさんの作品

Manchester Street沿いの建物の壁面にはIkarus DTRさんの作品

見学に来ていた人達に気軽に解説されていました。

 

Kophie aka Meepさんの作品

さらに西へ進むとSt Asaph Street沿いの建物の壁面にはKophie aka Meepさんの作品が。

KORYUさんの現場には足場が組んでありましたが、ほとんどの壁面アートの作業はリフトを使って行われるそうです。

この作品の出来上がりも楽しみですね!

まとめ

今回はクライストチャーチCBDで開催中のストリートアート・フェスティバル「FLARE」についてのレポでした。

TwitterでフォローさせていただいているKORYUさんの作品が見れるとあって、ワクワクで出かけてゆきました!

出来上がってしまった作品は、いつでも鑑賞できますが・・・やはり制作途中を見れるのは貴重な機会。

特に初めてお会いするKORYUさんに、まあ色々質問攻めにしてしまいました…笑
途中、見学に来ていた人達からも話しかけられて、とっても気さくに対応されていたKORYUさん、流石です!

自分は絵はメインではありませんでしたが日本ではクラフト作家としての活動、そしてギャラリーのスタッフもしていたので・・・きっとアートに飢えているのだと思います。

これを機にクライストチャーチにもギャラリーが増えたり、色々な美術展が企画されるといいなぁ、と願うばかりです。

この「FLARE」は開催期間中はウォークツアーの他にも、ライブ・ペインティング等も予定されています。

3/12(土)まで開催されていますので、クライストチャーチ市内外やカンタベリー周辺、また南島はもちろん、北島からでも!是非、足を運んでみてはいかがでしょうか?

詳しい情報は公式サイトをご覧ください↓

●FLARE
https://flare.nz/

最後になりましたが・・・KORYUさん、製作途中にもかかわらず丁寧にご対応いただいきまして有難うございました!
「阿吽」がクライストチャーチの新たなアートスポットになること間違いなし!とっても楽しみにしております♪
残り1週間、安全にがんばってください☆

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